2013年05月23日

ローカル・リバー 20130523



皐月のローカル・リバーへ…。


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今日も快晴で、暑い日でした。
日中には川へ入る気にもなれず、陽が傾き始めた時間帯にローカル・リバーへ入りました。

周辺の田植えも終わりましたが、まだまだ取水堰堤では水を取っている様子。
ローカル・リバーは、超渇水の状態でした。



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まだ明るい東の空に現れた月。
干上がった河原に、長く伸びる影法師。





幸い、支流や水路からの濁りの影響は少なく、クリアな水でした。
ただ、川も干上がってきており、川石にはシルトではなく、緑の濃い圭藻類が繁茂するように…。



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石に張り付いたケースド・カディスの巣も、水面から出てしまっています。

雨が欲しいところですね。
本当に今シーズンのローカル・リバーは、雨が少なくて困ります。





今日はスペイロッドを手にすることなく、シングルハンドの寺尾ロッド9ft・#5で。
1Xナイロンリーダーに、ドロッパー・システムを組み、リードにシルバーマーチブラウン#10、ドロッパーに視認性重視でイエローサリー#10を結びます。

本命のランの上流から、手始めにエントリー。
水温は、水の冷たさを感じません。
川上から強めの風が吹き、オフショルダーでリーチをかけながらのキャスト。
予想通り(?)、ウンともスンとも言わず、本命のランへ…。





ダウン・クロスで流していきますが、減水でイマイチ水勢を掴んでくれていない印象…。
クロス気味に強めのウェットフライ・キャストで対岸に打ち込み、きつめにスイングさせた時に来ました!
ちょうど流芯をスイングしている時、魚がフライを追いかけている?アタリが来て、その直後にズドンッ!とフライを引っ手繰っていってくれました。

フックセットした瞬間、下流にいきなり疾走していきます。
1度目の疾走が終わったかと思ったら、さらにもうひとのし!
さらに下流へとラインが出されていきました。

実は、先シーズンに、同じランで同じような走りをされてグッドサイズをバラしたことがあります。
ジャンプすることもなく、とにかく突っ走る突っ走るで、姿こそ見せなかったものの、明らかにいいサイズの魚でした。
瀬の勢いにのって下流に走り、扇状に浅瀬に入ったかと思うと、フッとフックを外していった魚がいました。
今回のファイト中、ふと、その苦い記憶がふいに思い出されてしまいました。

今回も以前と同様に、下流に突っ走っていった時には、同じ辛酸を舐めさせられるのかとも思いましたが、フックは外されずに魚を止められました。
リールファイトでラインを巻き取り、魚を寄せにかかりますが、まだまだ魚は元気。
最初ほどの疾走はないものの、何度も流芯に突っ込んでいきます。
こちらに寄ってきたと思ったら、どんどんと上流に向かって上っているだけで、上流には枝草の絡んだ石が出ており、ドロッパー・システムなので巻かれたらアウト。
慌てて、ロッドを下流に寝かせて堪えて…。
もう本当に、シーズン真っ盛りの魚でした。





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跳躍もせず、ただただ突っ走ってくれた主は、ホウライマス。
砲弾のような魚体は42、3cmでしたが、走りは50クラスかと思いました。
リードのシルバーマーチブラウン#10を捕らえてくれました。



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先のホウライマスで十分にファイトを味わい、もう満足な気もしましたが、下流のランも気になり、入ってみることに…。
このランも、減水によって瀬の規模が縮小してしまったものの、プールエンドまで長く続くランは健在でした。

日も暮れ始め、イブニング向けのフライに交換。
リードにティール・ブルー&シルバー#10、ドロッパーにダンケルド#10を結びました。

先程と同様、ダウン・クロスでナチュラル気味なスイングでは反応無し。
夕方ということもあり、まずはフライをアピールする意味合いで、対岸の際ギリギリへクロス気味にフライをキャスト。
流芯を積極的にスイングさせると、コツコツッとアタリがありましたが、ノラず…。
小さい魚のような…?

再度キャストしてみましたが、同じポジションからはアタリはなく、少し下ってキャスト。
数投してアタリもなく、スイングアウトしたフライを手繰り寄せてていると、自分の側の緩流帯でモコッと水面が揺れ、魚の感触が伝わってきましたが、それ以上は何もなく…。

そんな所まで魚が動いたか、と少し間を置いて、最初にアタリがあったポジションから再トライ。
丁寧に流し、ラインのテンションに集中すると、コツッと微弱なアタリ1回のみ…。
さすがに魚に警戒心を持たれたようです。
流し方?それともフライが気に喰わない?
フライを交換しようかとも思いましたが、明らかにアタリがある以上、自分の流しているフライを信じます。

今度は、スイング・スピードを調整して、魚がフライを引っ手繰って走るまではロッドを動かさないと決め、
流していきます。
スイング中、指先に触れているフライラインが跳ね、手元に少し余らせておいたラインも引き込まれていきました。
リールのクリックがジーッと鳴り始め、よし!フックセットできる、と思った瞬間、鱒が水面へ躍り出て、テンションもかからないままオート・リリース。
跳ねた鱒は30cmくらい、恐らく漁協放流の鱒?

まだ針には触れていないし、まだイケるかも、と煙草に火をつけ、もうひと踏ん張り。
下流へステップダウンし、流芯をスイングさせると、今度は前アタリも無しに、ゴンッ!
ジーーッ!!と、リールのクリック音を鳴らし、フライを引っ手繰っていきました。
今度は確実にフックアップ!
アレ!?でも、大きい!?
翻った魚は、先程の鱒とは違う??
瞬間、パーフェクトをジーーーッ!!と鳴らして、下流へと疾走していきます。
幸い、広いランで障害物も無いため、魚に無理なテンションをかけずに走らせると、あっという間にフライラインを引き出していき、バッキングが見え始め、フライラインもあと少しというところまで…。
疾走が止まり、リールを巻き取っていきますが、途中で魚のテンションがなくなりバラしたかと思ったら、上流に向かって走ってきていました。
慌ててリールを巻き取り、ロッドをさらに頭上に掲げると、まだ魚はついていました。
その後も流芯への突っ込みをかわし、無事にランド。



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今度はレインボーでした。
この鱒も、ホウライとほぼ同寸、43cm。
ホウライほど何度も突っ走る粘りはありませんでしたが、バッキング近くまでフライラインを引き出し、ヒヤッとさせてくれたグッド・ファイターでした。



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ドロッパー側のダンケルド#10を捕らえてくれました。
やはり、夕方にダンケルドは強いです。





先程の鱒を写真に撮り、きちんと回復させてリリースした後、もう少しだけキャストしてみます。
すると、また対岸寄りへキャストしたフライにコツコツッとアタリがありましたが、どうやらこれが最初の小さな鱒のよう…。
緩流帯をリトリーブしていた時にアタリがあったのが、大きな方だったようです。
2尾の鱒でもう十分、深追いはせずに川を上がりました。

鱒も下流のプールから、上流の瀬の中にさしてきているようです。
瀬をスイングで魚をかけるベストシーズンを実感できました。





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日暮れの車中に、ヒゲナガが舞い込んできていました。
明るいうちには見られませんでした。
往年の頃のようなスーパーハッチを見ることはここ数年ないのですが、出ているのですね。
少し、ホッとしました。







posted by Hutt River at 21:24| Comment(4) | TrackBack(0) | Fly Fishing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の様なウェットフライの駆け出しのものには、とてもいい参考になる記事です。瀬でのウェットフライは、魚掛けてしまうと、もう、病みつきですね。私もかなりの中毒者です。まだまだこれから、どんどん暑くなりますが、頑張って、元気いっぱいな魚と出会いましょう。
Posted by nick at 2013年05月27日 13:04



nickさん

こんな長文駄文なエントリーでも参考になったと言っていただけるとは、嬉しいです。
この内容が伝わるという方は、ローカル・リバーを良く解っている方だと思います。
ここの川と鱒って、釣るととても楽しいんですよね。
この川の魅力を解ってくださる方がまた一人加わってくれたことに感謝です!
nickさんも頑張ってください!



Posted by Hutt River at 2013年05月27日 21:22

ぬっくい海からの報告はまだかいな?
Posted by 源さん at 2013年06月08日 21:50



源さん

すみませんねぇ…。
今回のトリップで撮った写真だけでも300枚超!(汗)
写真をまとめるだけで、ひと苦労ですよ。

ま、それだけ充実した滞在だったのですけどね。

それから、今回は日程の都合上、ぬっくい海はナシでしたよ(泣)



Posted by Hutt River at 2013年06月10日 00:27
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